プラスチックごみのリサイクルについて、少し学ぼう♪意外と知らないこと多いかも(^^)

※写真:Greenpeace Japan

日本には「3R」というプラスチックの排出を減らす「Reduce」、再利用する「Reuse」、循環する「Recycle」の3つの運動がある。

リサイクル、日本語訳の「再資源化」とは一体何なのか。そして日本のリサイクル率84%とは一体どういうことなのか下図を見ていきましょう。
リサイクルは「マテリアルリサイクル」「ケミカルリサイクル」「サーマルリサイクル」の3つに分類されます。
マテリアルリサイクルはペットボトルごみがペットボトルに生まれ変わる、廃プラが駅ホームのベンチやバケツなどに生まれ変わるなど、モノからモノへと生まれ変わる形。
国内でマテリアルリサイクルは8%にすぎない。中国に15%輸出していたが近年では各国でゴミの輸入を禁止、自国で出したゴミは自国で処理する形になってきている。
ケミカルリサイクルは廃プラを分子に分解してからプラスチック素材に変えるので、何度でも再生できる。理想的なリサイクルのように思える。しかしこの方法は、分子に分解する大規模な工場が必要なため資金などが結構かかる難点がある。
サーマルリサイクルは、ペットボトルなどのプラスチックごみを燃焼し、その熱をエネルギーとして利用する形。熱エネルギーは火力発電や温水プールなどに利用されている。
海外ではサーマルリサイクルという言葉はなく「エネルギー回収」や「熱回収」と呼ばれリサイクルとみなされていないのも現実。
いかがでしょうか。日本のリサイクルは本当にリサイクルされているのでしょうか。
みんなで良く考えてプラスチック類と付き合わないといけない時期に来ているかもしれませんね♪