SDGsは貧困や紛争、気候変動による自然災害、感染症といった人類が直面している課題を整理し2030年までに世界が達成すべき目標を立てた“道しるべ”のことです。
具体的に17の項目に分けて、私たちにできることからはじめてみよう!どのようなことに取り組むと各項目が達成できるか考えながら日々の生活をおくってみることが大事ですね♪

目標1:「貧困をなくそう」
すべての人が貧しい思いをしないためには
「労働者に適正な賃金が支払われること」が一つの基準となっています。「途上国と先進国による平等な取り引き」とされるフェアトレードの認証ラベルが貼られていることを意識してみましょう。また「国境なき医師団」や「国連WFP」といった食料支援をしている団体に寄付してみましょう。

目標2:「飢餓をゼロに」
すべての人が栄養のある食べ物を手にするためには
オーガニック食材を選ぶことで農業に取り組む生産者を応援することができるでしょう。

目標3:「健康と福祉を」
すべての人の命が等しく守られるためには
自分だけでなく相手を守るためにも感染症などの正しい知識を自ら学んでみましょう。また近所の方々とコミュニケーションをとることで孤立を防ぐことも社会の一員として大事なことでしょう。

目標4:「教育をみんなに」
すべての人が教育を得るためには
家族や身近な人々と他国の教育事情や日本の教育が抱える課題について話してみましょう。学校などの教育の場ではグループディスカッションなどを通して自分なりの解決方法を養うことや子どもたちが課題を見つけて解決する能力や論理的に考える力が自然と伸ばせることでしょう。国際化が進む世界でますます重要になっていくでしょう。

目標5:「ジェンダーを公平に」
すべての人が自分らしく生きるためには
この問題はとても難しい話しです。社会においてはマイノリティーに対しての格差をなくそうという動きかもしれませんが、一方でそういうものの見方自体が公平ではないという意見もある。ともあれ人として生きる権利に関する部分は、公平であるべきだと考えてみましょう。

目標6:「キレイな水を世界中に」
すべての人が安全な水を手にするためには
森を育むことや上下水道などのインフラの整備といった企業に委ねる部分が多いですが、生活の中では食器などの油類は拭き取ってから洗うなど水をなるべく汚さない努力をしてみましょう。

目標7:「エネルギーをみんなに」
世界中へ電気が届くためには
再生可能エネルギーの普及を進める日本企業などが太陽光発電の設備を寄贈するなど太陽光による安定した電力供給に貢献しています。そのような活動を支援してみましょう。

目標8:「働きやすい社会に」
社会全体が働く喜びを得るためには
育児休暇や介護休暇が取得できるといった制度を取り入れる企業が増えています。こうした制度とテレワークのような新しい働き方を組み合わせることで、これまで家の事情で勤務が難しくなり退職するしかなかった人たちも仕事を続けることができるのです。多種多様な働き方に取り組んでみましょう。

目標9:「技術開発と産業発展へ」
不便な世の中にしないためには
社会活動がストップしないようにするために災害などに強いインフラを整備する。AIを搭載した様々な機器を用いるなどして社会の利便性を上げる。緊急時などに必要なバッテリーなどの持続率を上げるなど技術向上による産業の発展へ結びつける。世界全体で人々の育成と社会向上に努めてみましょう。

目標10:「不平等をなくそう」
ひとりの人として
すべてのことにおいて人種やジェンダー、障がいといったことに関わらず公平な社会を作ろう。そして公平な立場で周りの人と接してみましょう。

目標11:「住みやすい まちづくりを」
大好きなまちにするために
ご年配の方がひとりで買い物に行けるまちづくり。電気自動車や自然エネルギーを活用した自然にやさしいまちづくり。日頃から防災意識を高めておいたり、町内会に参加して地域を盛り上げたり、児童の登下校を見守るボランティアに参加してみましょう。

目標12:「消費者と生産者」
捨てまくりの社会から無駄をなくすために
フードロスやアパレルロスなどといった無駄に廃棄されている現状をなくしていく社会を目指しましょう。食べ物は残さないようにし、衣服も大事に着るなどの努力をしてみましょう。また使い捨てのビニール袋などではなくエコバッグ(マイバッグ)などを利用してみましょう。

目標13:「気候変動への意識を」
特に温暖化に対処するために
二酸化酸素を減らす生活を意識してみましょう。電気自動車や公共機関に自転車などといった移動手段を利用してみましょう。エコバッグ(マイバッグ)やマイボトルにマイ箸などを使ってみましょう。電化製品の節電を意識してみましょう。

目標14:「海を守ろう」
海を汚さないために
プラスチック製品の利用を減らしてみましょう。特に使い捨てのプラスチック製品(ペットボトルやお弁当容器など)がマイクロプラスチックとなって海の生物に取り込まれています。マイクロプラスチックを取り込んだ魚などを結局私たちが食べることになります。生き物が住めない海にしないように日々の生活を意識してみましょう。

目標15:「陸を守ろう」
森林や土を守るために
ペーパーレスに取り組んで木々の利用を減らしてみましょう。森林を守るために林業を支援してみましょう。森林がなくなると土壌が痩せて栄養価の少ない水が川に流れ最終的には豊かな海が育まれません。自然にダメージを与えないようにしてみましょう。

目標16:「平和な世の中に」
争いのない社会にするために
世界ではまだまだ暴力の絶えない地域がたくさんあります。ユニセフ・UNHCR・国境なき医師団・ワールドビジョンなど支援団体を通して寄付をしてみましょう。またリユース業者に販売して得た利益などを寄付することもよいでしょう。もっと世界情勢の知識を増やして関連イベントへの参加や募金などの活動をしてみましょう。

目標17:「みんなで支え合おう」
協力するために
特に先進国が発展途上国をサポートする必要があります。児童労働の問題がある製品の輸入をしないなど国だけでなく企業も活動をしている。私たちもSDGsに関わるイベントに参加したり支援したりとできることをやってみましょう。

※ソフトバンクニュース>ライフスタイル>そろそろ知らないと恥ずかしいSDGs。3分で分かるSDGs解説より一部転記。