LGBTに続き、LGBTQIAというセクシャルマイノリティを総称する言葉が広がっています。今回は多様な姓について学びましょうね😄
セクシャルマイノリティ(性的少数派)とは、性的指向や性自認を意味する「SOGI」がマジョリティ(多数派)には当てはまらない性を持つ人のことです。
セクシャルマイノリティに関する用語を抑えておきましょう。
1:性自認(Gender Identity)
  └自分でどう性を認識するのか。性同一性とも言う。
2:性的指向(Sexual Orientation)
  └好意や性的指向を抱く性。
3:身体的・生物学的性(Sex Characteristics)
  └生物学的な性。
4:性表現(Sexual Expression)
  └個々が表現する性。
LGBTQIAとは、レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・クエスチョン・インターセックス・アセクシャルを自認する人たちの総称です。
  • レズビアン
    自身を女性と認識し体も女性。女性に性的指向がある人。
  • ゲイ
    自身を男性と認識し、体も男性。男性に性的指向がある人。
  • バイセクシャル
    自身の性は関係なく女性にも男性にも性的指向を抱く人。
  • トランスジェンダー
    自身の性認識と体の性が一致しない人。
  • クエスチョン
    性別や性的指向を迷っている、または決められない、決めない人。
  • インターセックス
    身体的性が男性または女性のどちらにも一致していない性分化疾患を持つ人。
  • アセクシャル
    誰にも恋愛感情や性的指向を抱かない無性愛者のこと。個々によって変わり恋愛感情なら抱く場合もある。
  • プラス
    その他の多様な性を包含する言葉。
※インターセックスとは、DSD(Disorders of DevelopmentまたはDifference of Developmentの略)を持つ人のこと。一般的に男女と捉えられる状態と一致しない場合DSDとなります。
「LGBTQQIAAPPO2S」
LGBTQQIAAPPO2Sは上記LGBTQIAに下記の内容の頭文字を付け加えた用語です。
  • クィア
    「不思議な」や「風変りな」を表す英単語。同性愛者を侮辱する言葉だったが、現代ではセクシャルマイノリティを表す肯定的に受け止める人。
  • アライ
    自身の性は多数派に当てはまるが性的少数派を差別せず一緒に活動・サポートする人。
  • パンセクシュアル
    全性愛、全人愛と訳されることもあり男性・女性・中性など性にこだわらずに愛情を注ぐ人。
  • ポリアモラス
    複数の人を同じように愛することができる人。
  • オムニセクシュアル
    その性の役割だったりニーズの違いなどを認めて意識するといった意味での全性愛の人。
  • 2S
  • トゥー・スピリット
    北アメリカの先住民の間で認められてきている第三の性といわれており、女性の魂と男性の魂が二つ同時にあると感じている人。また、身体的性は男性・女性でありながら、それとは異質の性質などを持つ人。
※最後に頭文字「K」が付く用語も出てきてます。K(キンキー):特殊な性的嗜好をもつセクシャルマイノリティを指す言葉です。一般とされる性の概念を超えた表現や趣味を持つ人のことです。
いかがでしたでしょうか。様々な分野で多様という言葉がでております。今回は「性」に関して伝えてきました。ひとりの人間(人権)として受け止め、そのことを受け入れることが大事なのかもしれませんね。
このような用語や、さらには議論などがなくてすむ世界がくることを祈っております。
※セクシャルマイノリティにおいても社会的な道徳・秩序は守るべきです。
トイレ問題、スポーツ問題など安易に主張することを良しとはしません。

※ETHICAL CHOICE及び自分らしく生きるより一部転記。
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